=== memo ===

こつこつ読書感想文📝

『多動力』堀江貴文(幻冬舎)

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 「ゼロ」

面白かったな。ゼロでは、何を掛けてもゼロにしかならない。行動することでイチを足していく。行動さえ起こしていないのに、何もできないのは当たり前だ。

「ゼロ」なんだから。

 

こう思い返してみると、メッセージは常に一貫している。

重要なことは、Just do it. Just do it.

ただ実践することだ。失敗して転んでも、また実践する。膝がすり傷だらけになっても、子供のように毎日を夢中で過ごす。

 

好きこそ物の上手なれ。

 

本を読まずにテレビなどで拝見する限りの勝手な印象では、「過激な発言が多い方」なんだけど、そんなものはやはり側面でしかない。

教養の高さ、先見の目、そして、多動力。

好奇心旺盛で、日々、ワクワクすることだけを追い求めているからこそ、今の彼があるんだろう。すてき。

youtu.be

 

自分的にハッとした一節を抜粋。

「●●をしたい → ●●が必要」というのが筋であって、「●●を持っている → ●●をしないともったいない」というのは大体うまくいかない。

□その仕事を半分の時間で終わらせる為の「一工夫」を考えよう。

□10冊の流行のビジネス書を読むよりも、1冊の骨太の教養書を読もう。

→サピエンス全史 

「やりたいこと」ではなく「やらなくてはいけないこと」をするように矯正され、バランスの取れた大人になる。 

何か具体的な目的のための手段として人生を送ってはいけない。

楽しむことだけがすべてなのだ。

好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残っているのだ。

人は「おもしろい」「ワクワクする」と感じられれば、時間を忘れて目の前の体験に没頭できる。

 

自分の手の内のなかから、やりたいことを選んでいた気がするなー と

この本を読んで思った。

例えば「プログラムが書けるから、WEBのコーダーになりたい」とかさ。

実際、今やっているWEB開発はワクワクする。その理由は「色」があるから。設計書もなく自分勝手に自分の好みで色を選べる。

画面がきれいだとうれしい。みんなが喜んでくれる。

ほら、なんだかやりたいことの本質は違う気がする。

 

現状に満足してては、いけないのだろう。

確かに彼は天才なのかもしれない。けれど、他の人よりも多く行動し、手を動かしてきた人だ。

その事実に勇気がもらえる本。

 

Just do it.