『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン(かんき出版)
合言葉は「より少なく、しかしより良く」
「全部を手に入れよう、全部やろう」という考えを捨てる勇気を持ち、
「何に全力を注ごうか?」と考え・選び出す。
本質を生きる為に、必要な思考。それが、エッセンシャル思考。
最近のわたしの仕事っぷりがこの本でいうところの「非」エッセンシャル思考すぎて。読んで目が覚めました。
時間に追われていると、本質を見失うなあ と実感。
なにがどう「非」だったかというと、
「1.自分のやりたいことに近付ける業務(重要・期限間近)」
があったのにも関わらず、
頼まれた「2.ツール作成」も引き受け、
「 3.社内の課題」まで(土日で片付けたる!)なんて、負けず嫌いに火がつき、やりますって言ったんだけど、
「2」と「3」は正直、力を全然注げず、かつ、一番重要な「1」も間に合わなそうになり、休日出勤をキメる始末。
今までは、基本、定時退社の女だったのに。
これが、非エッセンシャル思考の良い例ですね!ぐすん。
エッセンシャル思考で考えると、「1に全力を注ぎたいです」で、「2」も「3」もやらなくて良かった。
「2」関しては特に、結果、他の方に修正して頂いたし、初めからやらないほうが迷惑かけなかったのでは。(ごめんなさい)
見栄っ張りなわたしが、そうさせたのかなあ。おおばかものめ・・・
「やる」って言ったのに、できなかったり・中途半端だったりが一番信頼を失いますよね。それだったら、できることを絞って・成果を最大にするほうがいい。
人生の中の仕事であって、仕事の中の人生ではないのだから、考える時間の余裕があるのって大切だと改めて感じました。
もちろん、人によってスキルや容量の違いもあると思うから、そのくらいこなせよ!って意見もあるとは思うんだけど。精進します。
「何かをとるために、何かを捨てる」
仕事だけじゃなくて、やりたいことがたくさんある反面、この本にあるように力が分散しているのかもしれない。これに関してはもっと考えていきたいな。
「やります!」の前に、一呼吸!
肝に銘じよう。
「本当に重要なのは何か?」
それ以外のことは、全部捨てていい。