2020-10-14に思うこと
3ヶ月ぶり。
引き続き、映画以上の日々を過ごしているみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
映画以上のはずなのに、なんだか中だるみしている感じもしますよね、昨今。
何も「解決」と呼べることは起きていないのにね。人間は慣れる生き物だなあ。
ウイルス死亡者数累計1638人(日本10/13時点)に対し、2020/7-9月の自殺者数が毎月1800人越え。ふと目にした記事で自殺者数を目にして驚いたのだけど、ウイルスよりも自殺者が多いなんて、この国はまだまだ生きづらい国なんだろうな。
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*情報について
生きづらい、で思い出したこと。
わたしはテレビはもともと持っておらず、以前はそれでも少しは社会のことを、と思ってiPadやパソコンでニュースなどは見るようにしていたのですが、この数ヶ月で全く見なくなりました。
毎日繰り返される感染者数、著名人の訃報、スキャンダル、知って何になるのだろう?暗さに引っ張られるタイプだから、このままだとじわじわとストレスが溜まる!と感じたため、最近は携帯でさっと気になるものだけ目を通す感じ。
そうなると、わたしが得る情報源って、SNS(Twitter、instagram、YouTube、他はたまに見るくらい)+サブスク(映画、本、雑誌)が主になるんですよね。
自分が取りに行く(カスタマイズできる)情報がほとんど。
その中で直接「欲」にすぐ結びつきやすいのはわたしは「インスタ」!と思っていて、最近せっせと「なりたい自分」目線にフォローを整理したり、ちょっと今の気分じゃないな、と思うお知り合いはそっとミュートしたりしています。
Twitterは少しワイドショーに似ていると感じていて、著名人が亡くなった時に増える「お悔やみ申し上げます」メッセージをふいに目にしてしまったりするので、最近は見ることも控えめ。
ついつい、もっと知りたい!もっと、もっと!もっといいものがあるんじゃない?!と新しい情報を求めてしまうのだけど、過多になりすぎないように、時間が奪われないように、ストレスを感じないように、情報量も調節して生きたいな、と最近よく感じています。
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*菜食について
前回、ペスカタリアンからかな〜などと書いていたのですが、本日現在、たまにお肉も食べています。
6月時点ではお肉を食べることに対して正直とても「嫌悪」があったのだけど(例えば、犬や猫を飼って可愛がっているひとが、インスタにステーキやハンバーガーなどお肉ガッツリ食べている写真をアップしていたらそっとミュートしていたし、筋肉維持するためにお肉食べている!というひとにもネトフリで「The Game Changers」見て欲しい・・・と感じてリスペクトできない存在になっていた。これは行き過ぎてよくない傾向だったな、と思う)、
今は、作る料理によってはお肉を調理している。外食でもたまに食べている。
ただ、嫌悪感こそ減ったものの、お肉=嗜好品という気持ちは変わらず、また、今の大規模な食肉産業には疑問を感じているので、動物性の食品を買うとしたら少量かつ国産のものを買うことにしています。そして「食べなくても大丈夫」という気持ちは一貫してある。
6月に菜食のことを書いたら、最近、スーパーやコンビニなどで大豆ミートをよく見かけるようになりました。自分のアンテナがそこに向いて気付くようになったからなのか、わたしと同じようなひとが増えているからなのか。きっと後者だと思うんですよね。
【ヴィーガン①】世界中のセレブやスポーツ選手が注目している完全菜食主義(Vegan)
【ヴィーガン②】日本人は元々ベジタリアンだった(Vegan)
オリラジあっちゃんさんがYouTubeであげていたり、最近海外のセレブもヴィーガン宣言する方が増えてきていますよね。
まだ日本では「ヴィーガン」ってネガティブイメージがなぜか強い気がするのだけど、この選択をする人が、とってもクールだよね!かっこいいね!ってなってほしいなあ。
日本って、キリスト教(イエス・キリスト)や仏教(ゴータマ・ブッタ)、イスラム教(ムハンマド)など創唱宗教を信仰している人が少ないから、何か「信仰」的なものに苦手意識とか持っている人が多いのかな、など。オタク文化も信仰心に近いと思うのだけど。
そして前回「今のわたしにとっては菜食が宗教=心の拠りどころでもあるのかも〜って思ったら今日の状況下含めて結構しっくり来た」と書いたのですが、この気持ちは、それをすることによって世界がよくなると思いたい、わたしの信仰心なんじゃないかなって。
たまたまわたしは今回はそれが菜食だっただけで、ひとによって内容こそ違えど何かしら持っているものではないのかなあ。
菜食然り、ミニマリズム然り、わたしは意志のある選択が好きなので、今後も「よそはよそ、うちはうち」精神で選択し生活していきたいと思っています。他人の選択も、許容したい。お互いに強要などはしたくはない。
最近買ったベジタブルスポンジ。
再生木材で作られていて、土に帰る。売り上げの1%は寄付されるんですって。
こういった買い物投票は、自己肯定感も爆上がりするよ。(自分比)
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*登山
ハマったきっかけは去年「山と食欲と私」を読んだこと。
「山頂でバーナーでお湯を沸かして、カップ麺を食べたい!!」と思いを募らせ、去年一番初めに大菩薩嶺に友人達と登りました。カップ麺、最っ高においしかった。
最初に行ったところも良かったんだと思う。稜線の景色が素敵で、そこからすっかり登山の魅力にハマっています。
・・・きっと初めにいったのが高尾山だったら、ここまでハマっていなかったと思うんだよね。いや、今年3回も登ったし、ルートも豊富でよいお山だとは思うんだけど。
先月やっと関東以外のお山も行って、今年は、積雪前に丹沢の表尾根を縦走したいのと、東海道の関東一部分を歩く予定なのと、低山に何度か行けたらいいなと考えています。合間にキャンプで焚き火もする。忙しい!
来年は、山小屋泊もテント泊もしたい。トレイルも歩きたいし、そのためには健康で健脚な自分でありたい。
「歩いて行かなきゃ見れない景色」は確かにあって、それは毎回疲労も吹っ飛ぶとっておきなご褒美で、あと単純にやっぱり運動って気持ちがいいね!ということで、しばらくは続けていく所存。
数年後にはアメリカのJMTとか歩きたいよなあ。地球に生まれてよかったわ。長生きして、今世でやりたいこと、全部やろう!っと。
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*他、徒然なるままに
去年、メンタル不調で休職したのですが(気付けば復職して1年経っていた)、最近、そのプロジェクトの現営業の上司(ほぼ面識なし)から突然声をかけられた。
「体調、大丈夫?」と「(他社の)現場責任者が、とても悪いことをしたって言っていて、とても心配していたよ」というのもの。
1年も経って忘れかけていたので「体調、大丈夫?」ではぴんとこなかったし、わたしの方が急にいなくなって迷惑かけただろうな〜、と思っているのだけど、ああ、わたしはこういった言葉をずっとかけてもらいたかったのだなと、その時泣きそうになってしまった。
復帰当初はわたしの体調を心配してなのか、現場離任で迷惑をかけたからなのか、会社でそういったことを声かけてくれた方はほとんどいなかったなあって。
「誰かのことを気にかける」って、心に余裕がある人しかできないことで、しかもそれを全然面識がなかったほぼ他人にできるって、すごいよね。いや、面識がほぼなかったからこそ、できたのかな。
とにかく、1年経ってみて、改めて、悪いことばかりじゃなかったなと思わせてくれた出来事でした。
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とても面白かった。
「わたしのはたらき」で受けた衝撃は今もなお、新しいかたちで何度でも。
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こういうのばかり見ている。わくわくが止まらない。
衣食住を詰め込んだザックひとつでどこまでも歩いてみたいね。
以上、わたしは元気そうです。
みなさまも、引き続き、ご自愛くださいね。