『スタンフォードでいちばん人気の授業』佐藤智恵(幻冬舎)
ハーバードじゃないんかい✋というツッコミは受けます。
目次を読んで惹かれた本。
大学もう1度行きたいなあ なんてたまに思うのですが、そんなぼんやりした目標じゃだめだよね。
大学時代を思い出してみても、バイトに励んでばかりいたし。
じゃあ、あの頃なんでちゃんとやらなかったんだろう。それに尽きる。
ただ、35〜40代のどこかで、行こうと思っています。大学!
ビジネススクールなら、もっと早く行った方がいいだろうな。
ストーリー、イノベーション、交渉術からマインドフルネスまで、9つの異なる授業から「人間はいくつになっても自分を変えられる」方法を知ることができる本。
(こういうことですかね。ジャンプっこの心に生きる名言!)
コンピューターが人間の知能を超えてしまう「シンギュラリティー」(技術的特異点)は、2045年ぐらいに訪れる、と人工知能研究の世界的権威、レイ・カーツワイル氏は予測している。
プレゼン内容が記憶に残るか残らないかは、話術とは関係ないそうだ。多くの人の記憶に残った発表者の特徴は、①ストーリーを使った、②感情に訴えた、③10のことをいわずに1点に絞ってプレゼンした、のいずれかだったという。
「人間は選択肢が多すぎると、選択そのものを放棄してしまう」ということだ。
人間が最も幸せだと感じるのは何をしているときだろうか。普通に考えれば「休息している時間」が最も高そうだが、結果はその逆。幸福度が高かったのは、性行為、運動、会話など、何か1つのことに集中していた時間帯で、幸福度が低かったのは、マインドワンダリング状態だったとき、つまり、休憩していた、何か単純作業をしていた、自宅でパソコンを使っていた時間帯だった。
瞑想のプロの脳は一般人の脳よりも、島皮質、前頭前野、体性感覚野、聴覚野の皮質の容積が大きいことがわかった。つまり長期間の瞑想週間は、人間の脳を変化させ、感覚を研ぎすまし、五感、記憶力、決断力を高める可能性が高いのだ。
本の中でインタビューが載っていた人気講師のTED。
本当に、鬱って誰でもなる可能性がある病気なんですね。
ただ、治せる可能性もある病気。偏見を持たずに(自分がなっても、知り合いがなっても)付き合っていかなければ。