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こつこつ読書感想文📝

『私は存在が空気』中田永一(祥伝社)

サブカルに片足つっこんだ人はきっと通るであろう浅野いにおさんのイラストが目を引いて。わたしと友人の中では「浅野いにおさんの漫画が大好きなひとは、まわりに迷惑かけるタイプのメンヘラ(かまってちゃん)が多い」という偏見があります。真夜中にSNS投稿する系。我ながら、すごく失礼な偏見!

 

早見あかりさん主演の映画「百瀬、こっちを向いて。」の原作者さんなんですね。

サイトのつくりがかわいいな。あかりん、麗しい。

momose-movie.com

 

サイコキネシス」「パイロキネシス」「瞬間移動」など、超能力を持って日常を過ごしている主人公達の短編集。

私は存在が空気

私は存在が空気

 

「私はB型、マイペースで自由奔放って言われるよ」

 「人間を四種類の型に分類することで、すこしは相手を理解して気になれるんだ。天然という言葉もそう。星野泉という人間に、天然という枠組みをあたえることで、人間関係においての立ち位置が明確になる。星野泉という人間のままではどう接すればいいのかわからなくても、天然というキャラクターの扱いならテレビのバラエティ番組で演じられているから多少はみんなもわかっているんじゃないかな」

 ひとは、なにかしら「理由」が欲しいんだろうな。

血液型にしても、星座にしても、占いを見ているとそう感じることがあります。

わからないって一番不安になるもんね。

 

調べていたら、乙一さんと同一人物なんですね。面白いなあ。

信者の方が多そうだから、それで別名も持ったのだったらもっと面白いのになって思ったら、そういうわけではないのかな。

matome.naver.jp