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=== memo ===

こつこつ読書感想文📝

『総理の夫」原田マハ (実業之日本社)

「『日和見主義』とは、自分に都合のいいほうにつこうと形勢を窺う態度を取ることです。わたしの夫は、そんな人ではありません。たとえ世界中が敵になったとしても、わたしの側についてくれる人ですから。」

 

わたし、原田マハさんの描かれるお話、大好きなんです。


「名は体を表す!」な登場人物の名前も。ちょっぴりマンガチックなところも。必ず、清々しくておちゃめで前向きな女性がでてくるところも。

読んで「くらう」本もあると思うんですが、原田マハさんの本は「腹の底があたたかくなる」気がします。きゅーっと、前向きなものが底から湧きでてくるというか。

今回は、「総理の夫」とあるように、日本初の女性総理「相馬凛子」の夫「相馬日和(ひより)」が書く日記で進んでいく、政界が舞台のお話。
伝説のスピーチライター 久遠久美さんのお名前がチラっとでてきたり、「本日は、お日柄もよく」の続編もしくはスピンオフかな。
「本日は、お日柄もよく」同様、読み終わりたくない、、、でも、早くつづきを読みたい!!そんな本でした。

 

去年の首相の所信表明演説「未来」というキーワードが何度も使われたのは記憶に新しいですよね。(調べたら、やっぱりスピーチライターの方とつくっているんですね。面白いなあ。)

そのあと心なしか、「未来」という言葉を広告などで目にする機会が増えた気がします。
そういう「気づき」って嬉しい。

わたしの場合、正直、今まではなんとなーくニュースや新聞で内容をかいつまんで聞き流していたスピーチを、きちんと聞いてみようと思い始めたのは「本日は、お日柄もよく」を読んだから。


だって、こんな魅力的なお話を読んだら、現実も知りたくなりませんか。

 

現実に、凛子になりえる政治家さんはいないのかな。

ふと。カナダ出身の友人が、去年、
「日本の経済は今こんなに面白いのに、なんで国民は興味ないひとが多いの?」って言っていたなあ。反省。